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眼科ドック

なぜ必要?
40代から増えてくる目の病気。多くは、自覚症状がないまま静かに進む


情報の8割は目から入ってくるといわれます。視力が落ちたり視野が狭くなるなど目の機能が低下すると、活動範囲が限られる、つまずきや転倒が増えるなどその影響は心と体に広く及び、認知機能の低下にもつながりかねません。

目は2つあるので、片方の機能に異常が生じてももう片方の目がカバーするため、気がついたときはかなり進んでいるケースが多いのが眼疾患の厄介なところ。しかも、放っておくと失明の恐れのある緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性は、一度機能を失ってしまうと治療を行っても回復が難しいのです。

だからこそ眼疾患は早期発見・早期治療が大事なのです。そのために有効な唯一の方法が眼科検診、眼科ドックの受診。これらの病気が増え始める40代は、老眼を意識する年代とほぼ一致します。老眼が始まったら他の眼疾患も増えてくる年代なのだと自覚して、眼科ドックを受けるきっかけととらえましょう!

2008年以降、自治体が実施する健康診断がメタボ健診中心になり、眼科検査は必須項目ではなくなりました。うっかりすると目の検査を受けずに何年も過ぎてしまうことになります。目の健康は、自ら行動しなければ守れない時代なのです。

このような人におすすめ


●40歳を過ぎた
●3年以上、眼科を受診していない
●緑内障の血縁者がいる
●強度の近視がある
●パソコンやスマホで目を酷使している

どんな検査?何がわかる?
ポイントは画像検査。緑内障や加齢黄斑変性を見つける


眼科ドックでは一般的な視力検査のほか、さまざまな検査機器を使った機能検査や、目の内部を撮影する画像検査、直接目の内部を見る臨床検査などが行われます。その主な目的は、視覚障害の約75%を占める五大疾患(緑内障、糖尿病網膜症、病的近視、加齢黄斑変性、白内障)を発見することです。

視野が徐々にかけていく緑内障は失明原因の第1位。40歳以上の20人に一人に見られますが、自覚症状が少ないため、眼科ドックで発見されて失明を免れた人がたくさんいます。眼圧(眼球の内圧)の上昇により視神経が圧迫されることが原因なので眼圧検査や視野検査で見つかります。
 


しかし日本人の多くは眼圧が正常でも発症する正常眼圧緑内障です。これは、目の奥を調べる眼底検査で視神経の傷の様子を見て確認します。

眼底は網膜や視神経など見る機能が集約した大事な場所で、加齢黄斑変性や糖尿病網膜症の有無もここで調べることができます。

眼底検査と並んで重要なのが三次元眼底解析検査(OCT)。眼底に赤外線を当てて網膜の断層を詳細に調べる検査です。二次元の眼底写真でははっきりとわからない緑内障や糖尿病網膜症、加齢黄斑変性の有無や程度も確認することができます。

またスマホやパソコンの普及によって急に増えているドライアイは、検査紙を瞼につけて涙の量を測るBUT検査で調べます。

このように眼科ドックでは、外来受診で行われる何倍もの項目数で目をあらゆる方向から検査します。

視覚障害の原因疾患
眼科ドックYamada M, Hiratsuka Y, Roberts CB, et al.:Prevalence of visual impairment in the adult Japanese population by cause and severity and future projections. Ophthalmic Epidemiology.2010 Jan-Feb;17(1):50-7.


眼科ドックの流れ

予約 → 問診 → 検査 → 検査結果について説明 

料金・検査時間

料金:22,000円(税込)
眼科ドックは保険の適用外ですので、お支払いは全額自己負担もしくは企業負担となります。
眼科ドックで、何らかの疾患の疑いがある場合は、保険診療で治療をさせていただきます。
同日の保険診療は行っておりませんので、予めご了承ください。

検査時間:約120分
検査時間は検査のみの所要時間です。問診・診察の時間は含まれません。

予約・お問い合わせ方法

眼科ドックは完全予約制です。
webまたはお電話にて、予約を受け付けております。

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